
本年度受賞作品
いばらき建設フォトコンテスト 2025年の結果
本年度開催致しました、いばらき「建設フォトコンテスト」各部門の入選作品をご覧いただけます。
Web作品 A部門 「建設のある茨城の風景」
最優秀賞

小野 義彦
未来へのかけ橋
小野 義彦
特選

髙橋 愛里

沼田 吉一

夕田 盛利

大島 正行
準特選

杉山 翔哉
夕暮れの噴水
杉山 翔哉
U22特別賞

白田 真穂
夕日に溶ける町
白田 真穂
入選

為貝 文彦

大和田 健

佐藤 絵美

松村 眞一

阿部 和宏

五條 芳壽

武居 千絵

山口 弘

稲見 征史

永野 貴義
Web作品 B部門 「人と建設のつながり」
最優秀賞

遠藤 弘子
The Kurobe Dam
遠藤 弘子
特選

前田 悠登

髙橋 康吉

金丸 忠志

多和 裕二
準特選

横山 周作
異様な写り込み
横山 周作
U22特別賞

田端 菜々子
変わりゆく街
田端 菜々子
入選

福田 尚人

忽那 博史

石川 賢一

新留 正人

佐藤 邦夫

山内 佳子

辻森 章浩

吉武 昂毅

池田 孝保

大曽根 理一郎
インスタグラム作品 A部門
最優秀賞

aki052i
夜霧の街とスカイツリー
aki052i
特選

h_i_d_e_b_o_o

tekko_423sun
インスタグラム作品 B部門
最優秀賞

zoro_fighter
若戸大橋と南海岸通り
zoro_fighter
特選

atomsoone

shunsuke.fujita_photo
審査講評:板見浩史
【総 評】
〝建設〟というテーマから、このフォトコンテストは何か堅苦しい無機質な対象を撮るものだと思われるかもしれませんが、そうではありません。家、マンション、大きなビルも道路も橋も、みんな人が作り、人が利用するために在るもの。建設は人間との関わりを抜きには存在しません。当コンテストも今回で7回目となり、応募数の増加とともに人間の暮らしと建設という大きなテーマをカメラ(スマホも可)で見つめ、その重要性に気付かせてくれる作品も着実に増えてきました。
写真という記録表現を愛する人々にとって、街の表情を日々変えてゆく建築物、そして現場で働く人々や建設機械などが作り出す意外性に富んだ景色は、絶好の被写体となるはずです。これからもさらに多くの方々のご応募をお待ちします。
A部門【最優秀賞】
どのような建設物なのかはわかりませんが、巨大さと特殊な形状からスポーツ関連の施設なのかもしれません。スキーのジャンプ台のようにも見える構造物が夕焼け空の反映を受けて壮大に輝いている様が圧巻です。露出もピントも的確。いつでもカメラを持ち歩いていなければこうした千載一遇のチャンスは写し止められません。作者の日頃からの精進に敬意を表します。
B部門【最優秀賞】
日本の最大級の建築物とも言える黒部ダムの存在感をあますところなく捉えました。湖面を少しだけ見せながら縦位置で点在する人物もしっかり撮り入れたことで巨大な建造物としての存在感を表現しています。放流水のボリューム感も、湧き上がる雲の分量も画面に迫力を添えました。60年以上も前にこれほどのダムを作った日本の建設技術にあらためて驚く写真でもあります。
インスタA部門【最優秀賞】
茨城県土浦市の朝日峠から撮られたスカイツリーの遠景。超望遠レンズによる圧縮効果を活かし、手前の幾筋かの夜景を帯状に表現したことで変化に富んだ幻想的な夜景となりました。スカイツリーの下はもっと賑やかなのでしょうが、ポツンと寂しそう見えるところが童話的でもあります。
インスタB部門【最優秀賞】
若戸大橋の巨大な橋梁部分をメインに作画されたことで、その先に延びる長大な橋の存在を見る人に想像させます。赤く塗られライトアップされた色も夜空に映えます。橋梁のたもとに海上保安庁の巡視船が停泊しているところも場所柄、良いアクセントになっていると思います。

